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小児皮膚科の診療

永福町 小児皮膚科

お子さまの肌は大人に比べてまだ発達途中にあるため、とてもデリケートです。

少しの刺激で湿疹やおむつかぶれなどトラブルを生じてしまいます。

症状を長引かせないためにも、お子さまの皮膚のトラブルに気づかれたら早期治療をお勧めいたします。

以下によくみられる皮膚疾患についてご紹介いたします。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の症状

生後2ヵ月から思春期頃までは、皮脂の分泌はほとんどないため、皮膚の表面を覆う皮脂膜はないに等しく、非常に乾燥もしやすくなります。乾燥すると、外からの刺激に敏感になり、皮膚炎を生じやすくなります。

皮疹は、基本的に左右対称性の分布を示すことが多く、年齢と共にその場所が変化していきます。

乳児では、頭・顔に始まり、しばしば体幹・四肢に、幼児・学童では首や関節部に好発します。

赤くカサカサしたり(紅斑)、ブツブツ(丘疹)や、引っ掻き傷とともにかさぶた(痂皮)なども見られます。

早ければ乳児期までに、多くは思春期頃までに、日々のスキンケアや適切な治療で症状が軽快もしくは寛解します。

アトピー性皮膚炎の治療

  1. スキンケア
    まずは、日々のスキンケア(清潔と保湿)をしっかり行う必要があります。
    汗や汚れも刺激になりますので、清潔を保つ必要がありますが、洗いすぎには注意が必要です。
    手のひらでしっかりと泡を立てたら、そのまま手のひらで泡をクッションにして優しく洗いましょう。
    また、石鹸やシャンプー・リンスなどのすすぎ残しは刺激になるので、十分に洗い流す必要があります。
    そして、入浴後5分以内には、保湿剤を全身にしっかり塗るようにしましょう。
    動き回るお子様に、毎日保湿剤を塗るのはなかなか大変なものです。
    お母様にとってストレスのない方法で、お子様のスキンケアを続けていける方法を一緒に探すお手伝いをいたします。

  2. ステロイド外用
    ステロイドの塗り薬に抵抗感をお持ちの保護者の方が少なくありませんが、症状に応じて必要な量を必要な期間だけ使い、症状が軽くなったら薬を減らしたり、弱いものに変えたりするように適切に用いれば心配いりません。
    また、ステロイドを塗ると皮膚が黒くなるというような誤った情報をインターネットなどで見かけることがありますが、それはステロイドの副作用ではなく、炎症が長く続いたために起こる「炎症後色素沈着」なのです。
    この炎症後色素沈着を残さないためにも、医師の指示通りステロイド外用剤を適切に用いて治療することをお勧めします。

たこ・魚の目

たこや魚の目は、足の特定の場所に繰り返し圧力がかかって発症します。

鑑別の難しい秒域の場合もあるので、自分で対処せず、すぐご相談ください。

おむつかぶれ

おむつが当たっている部分に赤い湿疹ができます。

ひどくなると真っ赤になって皮膚がただれ、そのうちに皮がむけて痛みをともなうこともあります。

原因としては、紙おむつやテープの材質が合わずにおこる接触皮膚炎のこともありますが、多くの場合は、うんちに含まれる消化酵素が皮膚への刺激となって炎症をおこします。

治療は、皮膚を乾かし保護する軟膏、炎症を抑えるための非ステロイド外用剤やステロイド外用剤で行います。

水イボ(伝染性軟属腫)

水イボは、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV・・・ヒトパピローマウイルス)とはまた異なるポックスウイルスの感染によって発症します。水イボに罹患したお子様との直接的な接触だけでなく、バスタオルやスポンジ、ビート板などを介して感染し、直径数mmまでの表面がツルツルした光沢のある盛り上がりとなって皮膚に現れます。

このウイルスに対する免疫を獲得すれば、自然に治療しますが、それには数カ月から多くは1年以上を要する場合も多く、その間に掻き壊して周りに拡大していくケースも少なくありません。

伝染力が強く、増えていくスピードが速いので、数が少ないうちに見つけて積極的に取っていくことをお勧めします。

近年、ペンレスという麻酔のテープが保険適応になりました。

処置時に用いることで、痛みをかなり和らげることが可能です。

とびひ

とびひは、正式な名称を「伝染性膿痂疹(でんせいせいのうかしん)」といい、細菌による感染症です。

皮膚に感染し、どんどん人に移っていきます。皮膚にできた「ただれ」や「水ぶくれ」の一部を掻きむしり、そのままその手であちこちを触ることで全身へすぐに広がる様子から、火事の火の粉が飛び火する様に似ているため「とびひ」と呼ばれます。

治療は、抗生剤の外用や内服を行います。

乳児脂漏性湿疹

乳児期の赤ちゃん(だいたい1歳位まで)の顔や体の一部に良くみられ、赤い湿疹や黄色い脂のようなものやカサカサとしたフケのようなものがついたりします。

頻発するのは生後2~3週間から2ヵ月頃の一時的に性ホルモンの分泌が盛んになる時期です。

治療の基本は清潔にすることです。必ず洗浄料を使って洗い、よく洗い流します。

その後、保湿を行います。症状がひどいような場合には、弱いステロイド軟膏を使用します。

イボ(ウイルス性疣贅(ゆうぜい))

イボは、医学的にはウイルス性疣贅(ゆうぜい)と言い、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV・・・ヒトパピローマウイルス)の感染によって生じます。

HPVは正常の皮膚・粘膜には感染せず、小さい傷などを介して感染し疣贅を形成するため、外傷を受ける機会の多い手のひらや足の裏、指先などに好発します。

イボの治療は、液体窒素による凍結療法が基本です。

通常1回で治ることはなく、1~2週間毎に根気強く繰り返し治療する必要があります。